分散投資のメリット、その実践法

初めまして、浦島太郎です。

皆さんは分散投資って言葉を聞いたことがありますか?

今回は、資産運用の基本中の基本である「分散投資」について解説していきたいと思います。

また、分散投資を簡単に実践する方法もお伝えします。

この記事を読めば、投資の成功へグッと近づきますよ!

分散投資とは

ひとつのカゴに全ての卵を入れるな

そもそも分散投資って何なのか、知っていますか?

下の図をご覧ください。

カゴに卵が入っています。

左は1個のカゴに7個の卵が

一方、右は7つのカゴに1つずつ卵が入っています。

さて、ここでもしカゴを落としてしまったらどうなるでしょうか。

左側の図では全ての卵が割れてしまいます。

ところが右側の図ではカゴをひとつ落としても割れる卵はひとつだけです。

卵を分散させておいたおかげで、損失を防ぐことができたわけです。

これが分散投資の考え方です。

分散投資とは

分散投資とは

「1つにかたよらないように色々な資産を持つ」

と言うことです。

例えば

・株を1銘柄だけ持つのではなく5銘柄持つ

みたいなイメージです。

では、この分散投資をすることでどんなメリットがあるのか

次の章で見ていくことにしましょう。

分散投資のメリット

分散投資のメリットはずばり「リスクを下げることができる」ということです。

凄くないですか?

ではなぜリスクが下がるのか、仕組みを説明します。

分散投資のメリット

下の図はA社(黄線)とB社(青線)の株価と、その平均(赤線)を示しています。

B社の株価は大きく下落しているので、

B社の株だけを持っていた人は大きな損失を被ってしまいます。

一方A社とB社を両方持っていた人は

赤い線が示すように安定して利益を上げています

このように、複数の銘柄に分散投資することで大きな損をするリスクを下げることができます

また、銘柄数が増えれば増えるほど分散投資の効果も大きくなります。

下げないことの重要性

「下げ3日、上げ100日」

投資の世界にはこんな格言があります。

株価は3日で大きく下ってしまうがそれを取り戻すほど上がるのには100日かかると言う意味です。

突然ですが問題です。

100万円の株が10%下落したら、いくらになりますか?
100万円×90%=90万円

答えは90万円ですね。

では、90万円が10%上昇したらいくらになると思いますか?

100万円だと思った皆さん、ハズレです。

計算してみましょう。

90万円×110%=99万円

これが答えです。

逆に90万円が100万円まで戻るには11.11%以上上昇しなければなりません。

つまり

一度下がったらその分上昇するのにはもっと時間がかかります。

このように、下落をできるだけ小さくするということはとても大切なことです。

分散投資を簡単に実践する方法

そうは言っても

分散投資を実行に移すことは簡単ではありません

ひとつの銘柄を買うのに数百万円必要なことだってザラにありますし、

複数の銘柄を持つには大きな資金が必要になります。

そこで登場するのが「投資信託」です。

投資信託とは

たくさんの銘柄をまとめてパッケージにして販売される商品です。

数万円単位で買えるものが多いので、

資金のない人にとっても身近です。

分散投資によってリスクも少なく保有することができます。

今から運用を始める方や

自分で株を買うほどまだ勉強できていない方には投資信託がお勧めです。

投資信託の詳細については別の記事でも紹介します。

まとめ

1.分散投資とは

1つだけにかたよらないように色々な資産を持つということ。

2.分散投資のメリット

保有資産の下落リスクを小さくしてくれる。

3.分散投資を簡単に実践する方法

投資信託がお勧めです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

最後に一つだけ大事なことをお伝えします。

株式投資には元本欠損等のリスクが伴います。
これらは全て自己責任と法律で決められています。
この点だけはきちんと理解しておきましょう。
では、またお会いしましょう!